1919年、ジャン・ダンチヤッコ(Jean Dintilhac)によって設立されたフランスのオイルメーカー。
自動車やオートバイエンジン用のエンジンオイルをはじめ、航空機や船舶用オイルなどさまざまな製品を展開している。
添加剤を加えることで性能の安定化をはかった最初のメーカーであり、1931年に連続走行の世界記録、13万6000kmを樹立。
さらに1933年には、記録を30万km超まで伸ばし、高品質オイルメーカーとしての評価を確固たる物とした。
”究極のオイル”と表される品質へのこだわりから、広告宣伝費に力を入れること嫌い、技術で勝負をする希有なメーカー。
そのため知名度では他オイルメーカーに劣る部分はあるものの、性能については”一度使ったら戻れない”といわれるほどの評価を得ている。
モータースポーツでの高い評価だけでなく、旧車やシングル、ツインエンジンでこそ、その性能が体感できるだろう。